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リスティング広告とSEO対策 初心者でも5分で分かるメリット・デメリット

WEB集客する方法のうち自社媒体を使うものは、大きく分けるとリスティング広告とSEO対策になります。

本記事ではリスティング広告とSEO対策のメリット・デメリットを分かりやすく考えて行きたいと思います。

 

(執筆者)弁護士 坂尾陽(Akira Sakao -attorney at law-)

2009年      京都大学法学部卒業
2011年      京都大学法科大学院修了
2011年      司法試験合格
2012年~2016年 森・濱田松本法律事務所所属
2016年~     アイシア法律事務所開業

 

1.     リスティング広告とSEO対策とは

 

分かりやすく言うとホームページを見るときに、Googleの検索結果のどこから閲覧者が流入しているかということです。

ある人が「銀座 法律相談」で検索をしたときに、Googleは広告枠と検索結果を表示します。広告枠がリスティング広告であり、検索結果がSEO対策に相当します。

 

1.-(1)  リスティング広告の特徴

リスティング広告はキーワードを指定して広告費を支払うことで、Googleが検索結果の上位に表示してくれます。広告費を支払う必要があるものの、指定したキーワードで(広告費にもよりますが)狙った通りに上位表示ができるのが特徴です。

 

1.-(2)  SEO対策の特徴

SEO対策は、検索キーワードに対してGoogleが最も良質なコンテンツと判断したページを表示するものです。広告費を支払う必要はありませんが、狙ったキーワードで上位表示されるか、そもそも上位表示されるかが分からないのが特徴です。

 

1.-(3)  リスティング広告とSEO対策は全く別物

リスティング広告とSEO対策は一般的に別物だと言われています。WEB集客の広告代理店においても、リスティング広告系とSEO対策系は基本的に独立している印象があります。

同じ会社が別ブランドで両方取り扱っている可能性はありますが、そこまで業界には詳しくないので分かりません。

 

従って、WEB集客を考えるときは両者を切り離して考えて大丈夫です。むしろ、リスティング広告で集客するためのサイトとSEO対策で集客するためのサイトは、全く別物であるとするのが通説です。

 

私自身としては、リスティング広告もSEO対策も取り扱っているため、両者を統合した戦略もあり得るのではないかと考えています。本記事は初心者にも分かりやすくをコンセプトにしているので省略しますが、別記事で考察してみたいと思います。

 

2.     時間軸の優劣

 

リスティング広告とSEO対策を時間軸で対比してみると、リスティングの方が圧倒的に即効性があります。少し慣れてくれば、ある案件分野を取り扱いたいと考えてから最短3時間~半日程度で集客を開始することができます。

 

例えば、WEB集客セミナーで「ホームページ開設から1日で問い合わせが殺到した。」と説明がなされているのを聞いたことがありませんか?

どんなに凄いホームページだろうと思われるかもしれませんが、単に宣伝広告費を支払っているだけです…笑

 

これに対し、SEO対策は時間が必要な取組みになります。

様々な手法を取り入れても最短で3か月程度はかかりますし、正攻法で乗り切ろうと思えば半年から1年間は考えておくべきでしょう。しかも、半年から1年間頑張ったとしても成果が出るか分かりません。

 

3.     難易度軸の優劣

 

SEO対策では成果が出るか分からないと書いたように、難易度軸でも圧倒的にリスティング広告の方が簡単です。リスティング広告であれば、素人臭いページであっても一定数は問合せに繋がります(私のホームページのことです…笑)。

 

これに対してSEO対策は様々な点で難易度が高い取組みです。

  • 良質な記事を相当数書き続ける努力が必要
  • さらにサイト運営歴が長くないと効果が出ない
  • 明確な正解がなく暗中模索で頑張り続ける辛さ

 

SEO対策がなぜ難しいかと言えば根本的に正解がないからなんですよね。

一言では「Googleが良いサイトと評価する」ことなんですが、その評価方法が明らかではないため専門業者ですら意見が分かれています。自分の努力は方向性が正しいのか、間違っているのかが分からない上に、結果が出たと思ったらGoogleが評価方法を変えて検索順位を下げられることもあり非常に難しいのです。

 

YAHOO!の話がなぜ出てこないか

勘が良い方は、「ずっとGoogleの話ばかりだけど、YAHOO!はどうなの?」、「俺は検索のときはYAHOO!ばかり使っているけど…」と思われた方もいるかもしれません。しかし、一般的にYAHOO!はGoogleの検索エンジンを借りているため、Googleに評価されればYAHOO!でも上位表示されると言われています。

 

 

4.     費用面の優劣

 

ここまで読んでリスティング広告が良いと思われたかもしれません。

しかし、リスティング広告のハードルが高いのは費用面です。重要なことなのでもう一度言いますが、圧倒的に「高額な費用が必要」なことがリスティングにチャレンジする士業を減らしていると思います。

 

参考までに、当事務所ではリスティング広告費用として月間300万円程度を投下していました(現在は人手不足のため減らしています。)。少なくともある程度効果を出すためには最低でも月間50万円程度は必要ではないかと思います。

 

宣伝広告費を使っても回収できれば良いのですが、もちろん無駄になることもあります。

当事務所では、交通事故分野に参入するために宣伝広告費50万円+初期費用等で諸々100万円を投下しましたが何と受任件数0件でした…泣

 

100万円の宣伝広告費で受任0件!! 100万円が一瞬にして無駄に…

これを読んでリスティング広告は恐ろしいと感じた方もいるかもしれませんが正解です。リスティング広告は、簡単に始められる上に即効性があるため非常に有力なWEB集客手段です。

しかし、簡単に取組みができるからこそ、慎重に広告費用の投下を行う必要があります。油断をするとあっという間にお金を失うリスクがありますし、最初に損をすると失敗体験でリスティング広告に苦手意識が生まれる可能性もあります。

リスティング広告は有力なWEB集客手段だからこそ、最初にどんな業者に依頼するのかが凄く重要ではないかと思います。

 

5.     まとめ

 

リスティング広告とSEO対策の比較について表でまとめておきます。

 

リスティング広告 SEO対策
時間軸 即効性◎ 即効性×
難易度 比較的容易 高難度
費用面 ×

大損のリスク

ほとんど費用はかからない。

 

最後にWEB集客するときにリスティング広告とSEO対策のどちらがお勧めですかという質問があるかもしれません。この点に関して私自身は明確な回答を持っています。改めて当事務所のWEB集客戦略として記事にまとめたいと思っています。

 

ただし、事務所の方針や弁護士の性格によって、どのようにリスティング広告とSEO対策を組み合わせるべきかというWEB集客戦略は異なります。

私自身は以下の通りですが、一般的な弁護士像と少し違う可能性もあるので注意が必要かもしれません。

  • 事務所は極端な拡大方針
  • 専門性よりも総合型志向
  • 案件処理するプレーヤーよりマネージメント志向
  • リスクを取って様々な可能性を試してみたい
  • (マーケティング的な)研究が好き

 

もっとも、リスティング広告とSEO対策を組み合わせたWEB集客戦略については、どのようなパターンであれ明確に回答することができます。

もし、WEB集客に悩んでいる士業の方がおられましたら、事務所の方針やお考えを伺って最適なリスティング広告とSEO対策の組み合わせをご回答しますので、もしご興味があればご質問ください。